くいしんぼう よゐね 可愛がっていた ウサギが年老い、息絶えた。 大好物だったカボチャの種と いっしょに、庭に埋めてやると、 翌秋そこにカボチャが芽を出した。 「ボクのカボチャだからね!」 あいかわらずの彼の声が聞こえた気がした。